ミスド巡り in 岡山

はじめに

いまさら言うまでもないが,RET はミスドが大好きである. 今回実家に帰省するにあたり,岡山県内のミスドの所在を調べてみると 15 店であることが判明. これならなんとか一日で回りきれるのではないか?と思い立ったのがこの企画(?)の始まり. これは,そんなアホな挑戦の一部始終の記録である.

出発前夜

この日のために買ってきたツーリングマップを眺めながら,あらためてルートの確認をする. 15 店を効率よく回る方法をあれこれと考えてみるが,開店時刻や閉店時刻の違い,途中の道の混み具合など,考えなければいけない要素はたくさん.

親には知られないようにしようと思っていたのに, 「あんた明日どこ行くん?」「いや,ちょっと…」 で結局ばれる. 完全に呆れ顔の母.バカ息子で申し訳ない.

妹にカメラを借り,燃料を入れ,念のためにかっぱも準備. あとは寝るだけ,おやすみなさい.

出発の朝

普段なら考えられないような早起き,今日も良い天気だぞ~(in `BLUES' by `UNICORN'). 最初の店には 8:00 着の予定なので,朝ご飯はいらない. 親に見つからないようにピアスを嵌めて,では,行ってまいります.

岡山西口(走行距離 9km)

通勤通学の時間帯ゆえ,車が多くて予想以上に時間がかかる. 普通なら 20 分もあれば着くところに 40 分近くかけて到着. さて,どこにバイクを止めようか. 道の反対側にはお巡りさんが立っている. うーん,あまり見られたくないなあ…と思いながら,結局路地裏の方へ違法駐輪. どのくらい違法かというと,目の前の看板に「この周辺は駐輪禁止区域です.見つけ次第撤去します」と書いてあるくらい違法. まあ,ドーナツ食べる間くらい勘弁してくださいよ.

さてさて,ミスドではありがたいようなありがたくないようなドリンク割引キャンペーン実施中につき,値段の調整が難しい. とりあえずコーヒー(30% オフで¥175)と¥110 のドーナツを頼んだところ「¥299 です」がーん… 気をとりなおしてアップルパイ(¥140)に変更.とりあえず一枚目のカード入手. ゆっくりする間もなく,次の店へと急ぐのであった.

桃太郎大通り(走行距離 9km)

岡山駅周辺にあるミスドには,バイクで行くよりも徒歩で行った方が何かと便利である. バイクだと,乗り降りが結構面倒だし,止めるところ探すのも大変だし,道がよくわからないし. というわけで,駅の地下道(ローカルネタ)を通って西口から表口に抜け,2 店目発見.

まだ 9 時前ということで,出勤前の方と思われる方が多い. 「すみません.皆様が働いている間,私,普通じゃない旅をしております」 などと思いながら,入店. 随分広いなあ. かつて駅前を通っていた時に何度も前を通ったのだが,店があったという記憶は微か. 今度は間違えないぞ,ということでコーヒーと¥120 のドーナッツを頼むと「¥294 です」あら? おかしいなぁ?レジのお姉さん間違ってない?と思いながら,ともかくショコラカスタードパイ(¥140)に変更. 朝からパイ 2 連続は厳しいんですけど…この先大丈夫なんだろうか?

岡山表町(走行距離 9km)

駅前シリーズ最終,3 店目を目指して歩く. パイを食べ過ぎたことだし,歩いてカロリー消費しないととてもじゃないがお腹に入りきらなくなってしまうではないか. 高校生のころは市内最大の本屋を目的によくこの辺りまで来ていたが,ミスドを見た記憶は一度もない. 商店街の店は開店前,人通りの少ないアーケードの下をカンだけを頼りに探し回る. 自分のカンは全くあてにならないと信じていただけに,あっさり見つかって拍子抜け.

今度こそ,今度こそ間違えないぞ,と思って¥130 のドーナッツを注文. 「¥294 です」何でやー! もしかして,もしかすると…ああ,やっぱり.セット価格だ.(さっきの店もそうだったのね.) 「お得な」モーニングセットにつき,ドーナッツとドリンクで¥280. 「あの…これじゃカードもらえませんよね…」とレジのお姉さんに聞いたところ「え,いや,いいですよ」とのお言葉. ありがとうございます!まさにあなたはミスドの天使(言い過ぎ).

広い店内に客は僕一人. 少しのんびりして,ミルクティー飲んで,いざ,バイクの元へ.

が…今日も今日とて,方向音痴が解消されるはずもなく,見事なまでに駅と反対方向に歩き始める. 額の汗は 4 月にしては暖かい陽気のせいだけではなかろう.情けない. 予定時刻を大幅に超過してバイク(撤去されず)に戻り,大急ぎで次の店に向かう.

岡山伊島(走行距離 12km)

通っていた高校から自転車で 10 分くらいのところにあったこのミスド,あったのは知っていたけど,入ったことはなかった. 何しろミスドに通うようになったのは大学に入ってから. 高校生の時から甘いものは大好きだったけど,だからってドーナツ屋に足しげく通うほど暇でも(バカでも)なかったからね. ともかく,迷うことなく到着できるのはいいことだ. 小さいながらも駐車場があるあたりが,市の中心にあるようなミスドとは違うところ.

店内に入って本日 4 度目の注文. 値段はバイクで走ってる間に計算してあるから,特に考えることはないのだが… 「¥294 です」あほー! いいかげんに学習しろよ,自分,まだモーニングセットの時間じゃないか. というわけで,今度はマフィンを食べる羽目になる. パイだのマフィンだの,重いよう.

30 分ちかく遅れていたレジの時計にちょっと驚かされる. 誰もこんなところの時計をあてにしてはいないだろうけど,なんとなく気になる. レジの人に教えてあげようかな,と思ったがやめ,いつか気づくのだろうか?

下中野(走行距離 18km)

ここからしばらく見知らぬミスドが続く. 頼りになるのは地図と自分のカン. 岡山表町の時はうまくいったものの,後者がほとんど当てにならないのはよくわかっている. なんとか時間をロスせずに行きたいものだ.

幸いにして下中野ショップは割りと大きな通り沿いにあったので,楽に見つかる. しかし,こんなことでもしないと,同じ岡山市内でもここまで来る機会なんてないだろうなあ.

非常に丁寧な応対をしてくださる店員さんに大感謝. おまけに,制服がミスター飲茶の白い服,初めて見た. よっぽど写真を撮らせてもらおうかと思ったが,変な印象を与えてもなあ,ということでやめ. 素直に店の外観だけ撮って,再びバイクに乗る. 本当にいい店だったな.

ハピータウン原尾島(走行距離 26km)

原尾島,という地名は何度となく聞いていたのに,それが岡山市内のどの辺りか,ということについてはまったく知らなかった. ので,前日に妹に確認を取っておいたのだが,思っていたのと全然違うところだ. ちゃんと聞いておいてよかった. で,知らないところなんだから行ったことないんだろうな,と思って来てみると,どうやら昔,家族で買い物に来たことがあるような. (ミスドに,ではなく,ハピータウンというスーパーに.) そのころはここにミスドがあることなんて気にも留めてなかったけど,時が流れてこうして再び訪れることになるとは(それほどのものか?).

店は,フードコート形式と呼ばれる,いろんな他の店と共有のスペースで食べるスタイルのお店. 商品は自分でレジまで持っていく. お昼近くで暑いので,氷コーヒーを注文,それにできたてのホームカットで¥315. ¥80 のドーナツがあればなあ,なんて思ってみても,ないものは,ない. 氷コーヒーは作られてから出てくるらしい,自分で作るのが楽しいのに,なんて思ってみても,無理なものは,無理.

家を出てから 4 時間経過,まだたったの 6 店目. 一体この先,どうなる? それは,次回で.(水滸伝風,ってわかるのか?)

イズミ平島(走行距離 44km)

さてさて,ハピータウン原尾島ショップを出ていきなり反対方向に走り始める私,さすが. 幸いなことにすぐに気がつき,あわてて正しい道へ戻る. ちょっとの時間のロスも惜しいというのに.

目指すイズミ平島ショップは岡山市の東端のショップにして岡山市最後のショップ. 市内を回るだけでここまで大変だとは思ってもみなかったが,まだ 15 店の半分にさえ達していない,うーん. いっそう強くなる陽射しの中を 30 分ほど走り,ようやく到着. ヘルメットもジャンパーも相当汗を吸い込んだことだろうなあ.

ここもまた自分で商品を持っていくタイプのお店なのだが,15 店のうち 1 回くらいは飲茶にするのもいいな,と思い「汁そば」単品,というわびしい注文. なぜ単品かというと値段が¥315 だから. 裏の理由としては時間がないから,というのもある.

次はいよいよ高速に乗って,一気に岡山県の西端だ.

笠岡サティ(走行距離 112km)

バイクで高速に乗るのは,普段以上に風を感じることができてとても気持ちいいのだが, 許せないことが一つある. 法定最高時速が 80km/h に抑えられているのだ(普通車は 100km/h). (法改正により 125cc 以上のバイクは 100km/h になったようですが,2000/4/14 時点ではまだ 80km/h でした.) 周りでは車がどんどん速いスピードで走っているのに自分だけ遅いのなんていやだー! というわけで,大抵いつでも 100km/h で走っている. 多分これなら見逃してもらえる(と思う)のだが,時々 140km/h なんかで走っていることもある. 見つかったら一発免停間違いなし. しかも,少しでも気を抜いたら吹っ飛ばされそうになるんだけど,やめられないんだな,これが. ともかく,今回もそういう速度で走ること約 1 時間. 山陽道ってトンネルが多いから景色を見る楽しみはあんまりないんだよね.

高速を降りて駅前へ. なるほど,サティは駅の反対なのね,ということで一度止めたバイクのエンジンを再びかける. よく考えたら駅の反対側の方が発展してるんだから,最初からそっちに行けばよかったんだ. あぁ,計画性のない奴はこれだから….

サティの駐車場の一角にミスド発見. KFC と同じ建物で,レジもすぐ近く.(L 字のそれぞれの辺がミスドと KFC.) コーヒーが¥200 ってことは 30% オフで¥140,ということは¥150 以上のものを頼まなきゃいけないのか,なかなか大変. ちょっと前まではパイやマフィンは¥160 以上だったのに,値下げして¥140 になったものだから,カードをもらいたい人にとってはかえって面倒なことになっているのだ. ここは,きなこボールで値段調整. 思えば最近食べてなかったからちょうどよかったかも.

やっと中間地点(8 店目)通過. 次は~倉敷市内~倉敷市内~♪

新倉敷サティ(走行距離 134km)

ふたたびバイクに乗って走り始める. 倉敷市内には 4 店あるのはわかっているのだが,場所がきちんとわかっているのは 1 つもない. 大体の位置を頭に入れ,どの順で回るかを考え,ひとまず倉敷市内の最も西にあるショップから. 何だか空が曇ってきた,天気の方も心配になってくる.

国道 2 号線をどんどん進み,調子に乗ってバイパスでスピードを出していたら,右手遠方にサティが. しかしバイパスの下り口はなし,あぁー! 恨めしそうに横目でサティを見ながら,数 km 行き過ぎたところでようやくバイパスを下り,慌ててひき返す. このタイムロスは結構痛い.

ショップ自体はサティの中にすぐ見つかったのだが,店番号が見当たらない. 写真に店番号も入るように写しているので,店の周りをうろうろ,怪しすぎ. 何とか無事に写真を撮って,急いで次の店を目指す.

イオン倉敷(走行距離 143km)

かつて,小学校 6 年~中学校 2 年の途中まで,倉敷市民だったことがある. その頃住んでいた家の近く,通っていた学校の近く,懐かしい風景に嬉しくなる. しかし,これから目指すイオン倉敷という大型ショッピングモールは当時はなかったもの. あちこちに宣伝の看板があったからモールまではそれほど迷わなかったものの,さすがに敷地が広い. うっかりミスドから離れたところにバイクを止めてしまったために,ほとんど端から端まで(自分の足で)走る羽目になる. この身体も精神も疲れてる時に,辛いなあ….

ショップはフードコートタイプ. 笠岡サティと同じくコーヒー¥200 なので,食べる物の方を考えなければならない. 結局 2 つも食べることに. これで朝から何個目だ? さすがに多少飽きてくるが,弱音(なのか?)を吐いてる場合じゃない.

電話帳を開いて倉敷エス・パークを探す. あら?なくなった? 不完全な情報に困惑しながら,とにかく建物を出る. あー,また敷地の端まで…遠いよ.

倉敷駅前(走行距離 150km)

さて次は駅前に移動. 所在情報は「倉敷ステーションホテル 1F」となっている,というわけでステーションホテルを目指せばよいはずなのだが…. たかが倉敷,されど倉敷,駅前の建物は案外多く,どれがホテルなんだかわからない. 駅前にバイクを停め(例によって違法駐輪)歩き回るもよくわからない. おまけに時刻はすでに 17 時をまわっていて辺りは薄暗い,困ったぞ.

しばらく徒歩でさまよった後,最後の手段とばかりに駅前の交番に入る. 応対してくださったのは婦警さん.
「歩いて行かれるんかなぁ?それじゃったらここをこう行って…」
(わかる人は,岡山弁のイントネーションを想像してください.) ははあ,なるほどね. で,「歩いて」行かずに「バイクで」移動. あ,見覚えがあるや,遠い遠い過去の記憶の中に,ぼんやりと.

ここで考える. 店内飲食にした方が値段の調整はしやすいし,何より少し休憩できる. しかしながら,残り時間と店の数を考えると,あまりのんびりしていられない. 本当は全店で店内飲食にしたかったのだが…やむをえない,テイクアウトだ. タンクバッグに紙袋を押し込み,再び出発. ちょうどお勤め帰りの皆様の車が増えてくる時間帯. 今まで以上に,運転は慎重に.

倉敷エス・パーク(走行距離 152km)

イオン倉敷で電話帳を開いた時には見当たらなかったショップだが,つぶれたという情報もないし,とりあえず行ってみる. 小さな店だと見つけにくいな,と思っていたが,倉敷駅前から 2km しか進んでいないことが示すように,すぐに見つかる. ふぅ,助かった.

さっきからほとんど時間が経ってないこともあって少し安心. ここは店内でもいいだろうと思い,休憩. スティックパイ,3 本で¥140 はちょっと高いと思うが…カードをもらうためなら食べますとも,ええ.

無事に倉敷を回りきり,店を出た時点で 18 時,残り 3 店. 3 店がそれぞれ遠いとはいえ,何とかなりそうだ,とこの時には思っていた. そして,この後とんでもなく大変なことになろうとは,もちろん知るはずもなかったのであった.

総社溝口(走行距離 172km)

ところで実家は岡山市と倉敷市と総社市の 3 つがぶつかるあたりにある. 倉敷から総社に抜けるのに実家の近くを通るような道を選ぼうと地図を眺める. 地図はちゃんと読めたつもり,なのだが,問題はこの夕闇. 信号に書かれている地名も行き先を示す案内板も直前にならないと読めないくらいに暗い状況では,地図で「この信号を右に…」などと考えてみても無駄というもの. 結果,同じ交差点に北から入ったり東から入ったり,工場の敷地内に入りかけて門の直前でひき返したり,最悪の迷いっぷり. どう考えても 20km は走り過ぎ. しかも 1 時間もかかっている,ということは時速 20km/h ってことか,遅過ぎる.

これで店がわかりにくいところにあったら完全にアウトだったところだが,幸いにして総社溝口ショップは割と大きな国道沿い,しかも独立店舗. いくら国道沿いとはいっても岡山の片田舎,こんなところで経営が成り立つのかどうか不安だが….

次のショップまでの距離と閉店時間を考えると,ここで休むわけにはいかない. というわけで,2 度目のテイクアウト. タンクバッグにはすでに入りきらないので袋をハンドルにかける. むー,おばちゃんスクーターじゃあるまいし,何て格好悪いんだ. トホホな気分に包まれながら,しかし,とにかく先へ進む. 次の店までこそが,今回一番の難関なのだから.

ゆめタウン高梁(走行距離 195km)

冒頭にも書いたように,15 店をどう巡るかというのは単純に互いの店の位置関係だけでは決められないものである. 間に高速道路があるかどうか,道が混みそうかどうか,ショップが見つけやすいかどうか,などなど. そして,閉店時刻,というのもかなり大きなカギを握る要素なのだ. 事前にすべての店の位置や営業時間を調べた時に「あー,ここが一番問題になりそうだな」と思ったのがこのゆめタウン高梁ショップ. ルートがかなり混む R180 しかなく,総社からも遠く,何より,閉店時刻が 20 時. それなのに総社溝口ショップを出たのが 19 時,これはヤバい.

ツーリングマップによれば,R180 は「岡山ライダーに人気のハイペースコース」. 確かにこの道は非常に走りやすく,平均時速も速い. 真っ暗い国道をガンガンとばして北へ北へ,急げ急げ. 結果,車が少なかったこともあり,30 分足らずで直前のガソリンスタンドまで到着,やればできるものだ. 店の確認を兼ねて給油し,さらに数 km 走ったところに発見,「間に合った~」.

と,油断したのか,見事にコケる. バイク歴約 5 年,毎年 1 回くらいは転ぶ(しかも走行中ではなく,いわゆる立ちゴケをやってしまう)が,よりによってこんな時に. これで走れなくなってしまったらあまりにも悔しい,いや,それ以上に,ここからどうやって帰るのだ? 恐る恐る鉄の塊を起こし,エンジンをかける,かかる,一安心. 傷もほとんど入ってないし,奇跡的に綺麗にコケたらしい,偉い.

思わぬところでまたタイムロスだが,それでも入店したのが閉店 20 分前. マクドナルドとスペースを共有しており,セルフ形式の店だ. 何とか店内で飲食する時間はありそうだ,ということで,気持ちを落ち着かせるためにも閉店までのんびりする.

さあ,いよいよ,最後だ.

津山(走行距離 271km)

高梁から津山までは高速道路を 2 本乗り継いで行くことになる. テイクアウトの袋をハンドルにかけたまま高速を走るのはあまりにも格好悪いが,暗いから周りの人にはわからないだろう,多分. コケた後遺症もなく,気を引き締めて,いざ出発.

4 月中旬とはいえ夜は結構な寒さ. バイクだから風を受けて走るわけで,体感温度はかなり低い. さらに,一日中走り回っていると,心は疲れていなくても体はかなり疲れている. 高速に乗ったあたりから膝がしびれてきて,曲げているのが辛くなってくる. さらにさらに,やっぱりコケた影響はバイクにあって,ミラーが風圧を受けて曲がってしまう. 両足を伸ばしたまま(=ステップに足を置かないまま)ミラーの曲がったバイクで疾走,しかもハンドルにはミスドの袋. みっともなさすぎる,恥ずかしいことこの上なし.

途中で休憩しつつ走ることおよそ 1.5 時間,ついに最後のショップを発見. この道は何度か走ったことがあるのだが,ミスドがここにあるとは意識したことがなかった. ゆっくりとバイクを停め,達成感を感じながら入店. 本日 15 回目の「いらっしゃいませ」とミスドの音楽を聴きながら最後の注文. 15 枚のカードをすべて机の上に並べてみる,いい気分だなあ. 今日のことを思い出しながら,ゆっくりゆっくりと,至福のひとときを過ごしたのであった.

いやほんと,よくやったよ.

最後に

単なる思いつきでやってみた企画,見事に 1 日で 15 店回りきった. バイクの機動性があってこそ達成できたと思う. でも,車でも迷わなければ可能かもしれない. 今回本当にあちこちで迷ったからなあ.

あと,15 店という微妙な数や,岡山県という土地(それほど広くもなく交通量も少ない)があってこそ可能な企画だったと思う. ので,これ以外の都道府県でやるつもりは(今のところは)ない. さすがに 13 回(+ テイクアウト 2 回)飲食するのは大変だったし.

勝手に参考にさせていただいた以下のサイトに感謝いたします. これらのデータベースなしにはゴールはなかったでしょう. (というか,そもそも企画を思いつきもしなかったでしょう.)

ルートマップ

270km の行程図
しかしこうしてあらためて見るとよく走ったなあ
(地図は Map of Japan を使わせていただきました)